かつて綿井健陽さんが映画「リトルバーズ・戦火のバグダッドから」を公開してくれたおかげで、空爆で子どもを殺されたイラクのお父さんお母さんも自分と同じただの親なんだと実感することが出来た。
英テレグラフ紙は、2014年7月にイスラエル軍の攻撃によって殺されたパレスチナの子どもたち1人1人の名前と年齢と性別を図示することで、この子たちそれぞれに人生と未来があったことを表した。
forces.htmlhttp://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/middleeast/palestinianauthority/10984259/Revealed-the-Palestinian-children-killed-by-Israeli-forces.html
テレグラフ紙2014年7月22日より
ワシントンポスト紙は、パレスチナ・イスラエル双方の被害者全員をシンボル化し、それぞれのフィギュアにカーソルを持っていくとその人の年齢と性別と死亡日が分かるグラフィックを掲載した。
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/special/world/gaza-counter/
ワシントンポスト紙2014年8月7日より
願わくば、今回のパリの犠牲者もベイルートの犠牲者もそれが抽象的な数字ではなく1人1人の人間であったことが分かる、そういう報道をメディアには期待したい。イラクやシリアではあまりにもたくさんの人が虫けらのように殺されすぎててとてもそんな作業はできないだろうから、せめてフランスとレバノンの被害者だけでもと思う。
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